「中日春秋」2018.2.3 面白い記事発見しました。以下
「八つ当たり」とは、『広辞苑』によれば<誰彼の区別なく八方へ当たり散らすこと>であるが、サルやオオカミ、ハイエナなども八つ当たりをするという。
哺乳類だけではない。最新の研究で、魚も八つ当たりをすることが分かった。
総合研究大学院大学で動物行動学を研究する沓掛展之さんらが、東アフリカの湖で
集団生活を送るカワスズメの一種で実験を重ね、世界で初めて確認してという。
大、中、小と体長に差がある三匹のカワスズメを水槽にいれておくと、「大」が「中」を攻撃する。すると、「中」は「小」を攻撃し始める。
この八つ当たりには大切な意味があると分かったそうだ。
「中」が「小」を攻撃するのを見ると、「大」は」小」を攻撃し始める。
「中」にとって八つ当たりは強者の攻撃の矛先を変え、身を守る効果があるという。
また、「中」が「大」に攻撃されたまま「小」を攻撃しないと、隙ありとみられ「小」にも攻撃されてしまう。
そうした挑戦を避けるため「中」は「小」を攻撃する。
つまり、集団内での自分の地位を守るために「中」は「小」に当たっていると
いうわけだ。
<誰彼の区別なく当たり散らす>のではなく、<自分の安寧のため、自分より
弱い者を攻撃する処世術の一種>というのがカワスズメの八つ当たり。
「なるほどそういえば、あの上司も、、、、」とうなずく方も多かろう。
以上
心理学では、アンナ、フロイトが唱えた「防衛機制」のなかの「置き換え」
が八つ当たりですね。
本当のターゲットに立ち向かえればいいんですが、それができない。
心のマグマは低い方へと流れて行きます。抵抗しない優しい人へと流れます。
返り討ちに遭うような人には当たりません。だってボコボコにされちゃうでしょ?
無意識に自分の心が痛まないような選択をしているんでしょう。
どうしたらいいんでしょう、、、心のマグマ
あんまり調子に乗ってると、だいじな人が離れて行っちゃうし、、、
「ごめん!今から八つ当たりするけど、あなたには全く関係ないから!
でもあなたしか当たれないから許して!」
って、前置きされたらどうかな、、、
「やっぱり嫌だな!他当たって!」って言おう。それから、カラオケ連れて行こう。
いっしょに ゆっくり poco a poco
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