「観察結果」をまとめましょう

ストレッサー➡認知(自動思考)➡気分・感情

➡身体反応➡行動

 

さて、全部揃いましたか?

 

では、改めて一枚の紙に書き写してみましょう。

 

パソコンやスマホに打ち込むのではなく、手書きがおススメです。体験をよりリアルに感じるため。

 

モヤモヤとした得体の知れなかったストレスが、言葉で見えるようにしたことで、くっきりと姿を現した感じがしませんか?

 

「ん~、、、、」と思う人は正解です!

 

これはけっこう練習が必要なんですね。慣れるまでは面倒かもしれません。

 

自分の体験「いま・ここ」で起きていることにリアルに気づき、まだ生々しいうちにそれを観察する、

 

それを意識するだけで、ストレスに翻弄されることが軽減される大事な作業なんですね。

 

自分の体験を書き出す事を、心理学では「外在化」といいます。

 

頭の中であれこれ考えていることや、実際にとった行動を外に出して「見える化」するのです。

 

これによって、自分の中の蟻地獄に巻き込まれることなく、距離を置いて眺められるようになります。

 

そして、・自分のストレスの傾向・悪循環の構図が見えてきます。

 

モニタリングを繰り返し練習し、自分のデータを集めているうちに、「傷ついたとき、私はこんな風にだいたい考えてしまうんだなあ」「こういう扱いされると、悲しくなって胸がこみ上げて苦しくなる」「その結果、こういう行動をとって、相手が怒って、状況が悪化するんだ」という、自分のパターンが見えてきます。

 

自分の事を自分で眺める。すると、「なにもそこまで落ち込まなくてもいいよ~」とか「あれはあれで良かったんじゃないかな」とか、ネガティブな思考・感情もちょっぴり軽減されます。

 

それは、いままで思いつかなかった「他の考え」が浮かんで来る、ということ。

 

認知行動療法の中でも最も重要なプロセスです。

 

これによって、その後の対処法の成否を左右するといっても過言ではありません。

 

一人でやるのは、、、と言う方は「eau」にお越しください。

 

いっしょに ゆっくり poco a poco(少しずつ)お手伝いさせていただきます。

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco