チャレンジャー

「私はお酒が全然飲めない」と思っていた。

 

心臓がバクバクして全身キリンのようにムラムラに赤くなるから。

 

でも飲めなくてもお酒の席は嫌いじゃない。

 

酔っ払って理性を失っている人はおもしろい。

 

まあ程度にもよるけど、普段とは違う面を発見するのは楽しい。

 

一気に親近感も沸く。

 

しかし、長女に言われた言葉が引っかかっていた。

 

「ビールや日本酒やワインとかじゃなくてもいいじゃない?もっと飲みやすいお酒あるよ。」

 

「カクテルとか、リキュールとか、、、チャレンジしておいしいのが見つかったらラッキーじゃん!」

 

そうか、、、それもそうだな、、、と。

 

 

ある時「今までだめだーと思ってた食べ物でも、産地によってはチャレンジするかどうか」で賛否両論。

 

絶対食べない派、チェレンジしてみる派に分かれて面白かった。

 

絶対食べない派、、、、完璧主義、べき主義、真面目、責任感が強い、自信がある、権力が好き、上から目線の傾向

 

チャレンジしてみる派、、、、優柔不断、自己肯定感が低く自分に自信がない、協調性が高い、優しいなど

 

あくまでも、その時のメンバーではこんな感じ。

 

私はお酒の例を出し、「お酒がおいしい~」と言っている人の「おいしい」感じを知らないのは、

 

何か損している気分になるし、自分もそうなれたらいいなあと思うから、、、、、、、

 

絶対食べない派がさしみの例を出してすかさず反論してきた。(あの、、まだ喋ってるんだけど(;^_^A)

 

「さしみは醤油の味だ、上手くない、だから食べない。

 

産地がどこでもいっしょ、あえて食べなくても他の物食べればいいじゃん。

 

お酒弱い人が無理に強くなる必要ないし、本当に身体に合わない人はなおさら飲まなくていい。」

 

 

 

要はどっちだっていいのだ。

 

チャレンジしたい人はチャレンジして、したくない人はしなきゃいい。

 

しかし、関係性が近ければ近いほど、同じ枠組みでいて欲しいと思ってしまうもの。

 

親子だってなかなかそうはいかない。

 

「今日焼肉行こうか!」

 

「え~焼き肉~?イタリアンがいいのにー」

 

とか言われると、「はあ?!」とかなる。

 

まして他人はなおさらだ。

 

自分の枠組みをさも正解のごとく押し付けてはいけない。

 

私はカウンセラーであるから、「そうだね~○○はそう考えるんだね~なるほど~」

 

と、一端は受け止め丸く収めた。アンガーマネジメント出来ている、良し!

 

そして、帰りの車中、仲良し仲間に聞いてみた。

 

「あの会話どう思った?」

 

すると「あれはないわ~、答えは1つだけって感じで否定された気がした、、」

 

Yes!!

 

そこから車中は言いたい放題。(全然アンガーマネージメント出来てない(◎_◎;))

 

アンガーマネジメントって、怒りの処理方法なんだけど、「抑圧」「我慢」して収めるのは違います。

 

キチンと自分の「怒り」を分かって、向き合わないとまたどこかで噴火します。

 

私はチャレンジャーで、アンガーマネジメントは出来ていないことが分かった。

 

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco