「怒り」について

アンガーマネジメントが話題になっている。

 

6つ数える、というが、私の周りではそれができない人がいる。

 

6まで持たずに切れちゃうのだ。

 

ADHDっぽい人、アスペルガー傾向の人は特に記憶力がいいのでやっかいだ。

 

一瞬で昔の嫌な記憶と目の前の出来事が重なって、やっぱり切れやすい。

 

「怒り」は本当にやっかいだ。

 

自分でコントロールするには、やはり自分の「怒り」について考える必要がある。

 

「怒り」が建設的で適切な反応か破壊的な反応か分析する。

 

そして、怒りや憎悪と闘いながら、「工夫」する。

 

たとえば、怒りの瞬間自分の一番好きな食べ物をイメージする。

 

人間の脳は、同時に相反する違う事は出来ないようにできている。

 

 

また、「どうしてわかってくれないの?」

 

これは、①分からないから(能力の問題)

    ②分かりたくないから➡分かったらやらなくちゃならないから

 

②はともかく、①に怒るのはどうかと、、、、

 

 

最後に、「どうして~できないの?」➡「そうせざるを得なかった」かも

    「なんでそんなことするの?」➡「それしかできなかった」かも

 

こう思うと怒りの沸点は下がるのではないか。

 

子育てにおいてつい言ってしまいそうなこの言葉、特に親が得意な事に対して「怒り」が湧く。

 

たとえば数学の得意な親は、「何でこんな問題できんの!方程式に当てはめればいいだけじゃん!」

 

とか、暗記の得意な親は、「社会科は暗記すればいいだけじゃん!英語の単語なんて、、、、」

 

と言う。

 

自分が得意で簡単だったからといって、子供も出来て当たり前と考えてしまう。

 

案外、子供は普通で、親が出来すぎてたかもしれない。

 

だとしたら?

 

できてた自分をしっかり褒めてあげましょう。

 

特にADHDっぽい人やアスペルガー傾向の人は、

 

人の怒りが移りやすく、人に怒りを移しやすいので対処、工夫が必要です。

 

「怒り」を振りまく人には、「このままだと迷惑で、損するよ」と伝えたい。

 

「気づき」は成長の第一歩。

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco