一生懸命も休み休みがいい

カウンセリングをしていると、つくづく思います。

 

一生懸命は偉い、一生懸命は立派だ。

 

だけど、悩んでカウンセリングに来られる人は、

 

みんな一生懸命考えて、一生懸命我慢して、一生懸命悩んで、一生懸命他人に優しい、、、、

 

なんでこんなに真面目で一生懸命な人々が心を痛めてしまうのか。

 

この「一生懸命」が問題。

 

なんでもかんでも一生懸命やって、それで上手くいかなかったら

 

「一生懸命」を変えてみる。

 

「やり方」を変えてみる。

 

「一生懸命」を止める必要はないです。

 

「やり方を変えて、一生懸命を休み休み」やる。

 

しかし問題は、この「休み休み」。

 

小さい時から一生懸命を美徳と刷り込まれて来た人は、これができない。

 

「休み休み」なんてやったことが無いから。

 

そこで私は宿題を出します。

 

強迫観念でやっている「一生懸命」、例えば掃除(具体的な場所)をちょっとだけさぼってみる。

 

ちょっとさぼった時の自分の心の様子、家族の反応とか、心配項目にチェックを入れる。

 

新しい自分を1つずつ発見していきます。

 

それは自信となり、いずれ自分を支えてくれます。

 

そして、やり方変えたらどうだったかな?

 

「一生懸命」さぼってみたら、どうだったかな?

 

を、いっしょに実験、観察、分析します。

 

それも、「休み休み」がポイント。

 

しかし「一生懸命」「努力」「根性」って、ごもっともで反論できないよね、、、

 

 

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco