HSP(Highly sensitive person)

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

 

「生まれつき五感が鋭く、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応してしまう

 

感受性の強い人達」

 

とされる。

 

子供はHSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)

 

発達障害の特性との違いは、豊かすぎる共感力があるところ。

 

相手の気持ち以上に強く刺激を受けるので、ストレスを受けやすい。

 

たとえば、こんなことがありました。

 

私は9月29日ボーカルコンサートに出ます。

 

他の仲間も忙しい時間を割いて個人レッスンに行ってます。

 

つい最近、リハーサルさながらの練習がありました。

 

伴奏者と細かな曲のチェックをしながら、ドレス、アクセサリー、

 

歌う姿勢、表情、、、指導する先生は大変です。

 

私はドレスを着て順番待ち。

 

個人レッスンとは違い、数人のギャラリーがいるだけで緊張するー!

 

と、私の前Yさんが上手く歌えなくてダメだしされた。

 

普段とっても面倒見がいいYさん。

 

歌もキャリアは長いし、声も素敵で上手なんです。

 

ところが、数年前から喉にポリープ?のようなでき物が出来た。

 

声がいつものように出なくなった。

 

本人が一番わかっている。困っている。

 

大好きな歌を以前のように気持ちよく歌いたいのに、歌えない、、、

 

嫌だろうなあ、、、ストレスだろうな、、、ましてや1人で歌うのは、、、

 

でも今回指導者に背中を押されるように出演することを決めた。

 

ある意味「断腸の思い」だったろう。

 

私にこっそり「ほんとうは出たくない」と漏らした。

 

しかし、高い声が出ない、音が外れる、そのたびに指導者は手厳しかった。

 

「あなたのそのネガティブな弱い姿勢がいけない、先日は出来たじゃない!

 

間違っても、息が続かなくても、たとえ音が外れても、自分から名乗り出るような

 

照れ笑いなんてするんじゃない!たとえば、過呼吸になる人は、病気ではあるけれど

 

「弱いんだ!」だいたいYさんはいろいろ忙しすぎる。こころの余裕がなきゃ歌は

 

歌えない。ストレスたまってて歌は歌えないでしょ!!よく考えて!」

 

 

こんなような言葉を次々に浴びせられ、私はじぶんの心臓が早く打つのを感じた。

 

心の中で叫んだ。

 

「もうやめて!Yさんが弱いんじゃない!先生の言ってる事はごもっともだけど

 

そんな言い方すると、真面目なYさん、ほんとに自信無くしちゃう、、、、」

 

 

この日以来、私は思い出すたびにとても気分が悪くなる。

 

自分が叱られた訳では無くても、まるで自分がそうであるかのようになる。

 

豊かすぎる共感力、、、

 

どうやら幼少の時から「察しの良い良い子」だったのは、これが原因かもしれない。

 

私はHSPの特性をもっているようだ。

 

そのつもりでいないと、「生きづらく」て大変だ。

 

そうか、、、、、

 

納得、、、、。

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco