珍道中無事帰還


シンガポール珍道中から無事帰国しました。

 

海外旅行に慣れている方には何でもないことかもしれませんが、私にとっては大きなチャレンジ!

 

海外旅行が初めてというわけではなく、とにかく自分たちだけで計画して実行したことが初めて。

 

いつも誰かの後に付いていけば何とかなっていたこれまでとは打って違い、トラブル、決断

 

困惑の連続。

 

まず最初は、シンガポールに着いたはいいけど、出国ゲートが分からない(◎_◎;)

 

旅行会社の案内では簡単に行けるはずが、、、、迷いに迷って15分、やっと見つけたゲートには

 

長蛇の列。

 

トランクを受け取って、現地案内人と合流するまでに40分はかかっただろうか、、、

 

私たちが来るのを待っていてくれた旅行者が数組いた。

 

当然私たちは最後。

 

「申し訳ありません!迷子になってしまい、後の飛行機乗客者と重なってしまいゲートが満員で」

 

と平謝り。

 

ほとんどの方は「そうか~しゃあないな~」みたいな表情でにこにこ許してくれた。

 

が、いきなりパンチをくらった。

 

旅行慣れしている親子、どう見てもセレブだ。

 

そのセレブなマダムに感情むき出しで怒られた。

 

「いったいどこに行ってたの?こんなに時間かかるわけないって、絶対同じ飛行機に乗ってないからホテル行きましょう!って言ってたのよ?!どうしてこんなに時間かかったの?どこに乗ってたの?座席は?なんでこんなに待たなきゃならないの?」

 

と。

 

旅行の相棒である悦ちゃんがひたすら相手をしてくれてた。

 

私は「あ~こうやって、なんで?なんで?どうして?って言うのって、ただ相手を責めてるだけだよなあ、たとえその1つ1つの質問に答えても、このセレブは納得しないだろうなあ」と眺めていた。

 

私たちが悪いのは分かっている、それは間違いない。

 

でもよく考えてみると、そのセレブはファーストクラス、さっさとゲートを1番早く出られる。

 

「エコノミーね。あ~」って!

 

庶民をバカにするな!っつうの!

 

これまた頭にくるのはその娘、20才くらいの学生かな、、、

 

お父さんは外国人で日本語があまり分からないのか、その娘が英語で説明してるんだけど

 

「迷子、迷子、まーいーご!」を連発して、あきらかに上から目線でこれまた怒っている。

 

心理学で説明すると、この家族、娘はお母さんを完全にモデリングしている。

 

なるほどね、この家族のシステムなんだ。

 

しかし、庶民をバカにするな!っつうの!

 

いきなりこんな事があったけど、初めてのお使い、いや初めてのチャレンジは合格点!

 

何より、こんなチャレンジできたという私を褒めてあげたい。

 

幼い時に、残念ながら自己肯定感が積み上げられなかった。

 

今でもとにかく自信が無い。

 

しかし、だったら、自分で補強工事をするしかないのだ。

 

1つ1つ、小さなチャレンジをこれからも積んでいく。

 

シンガポールは美しい国だった。

 

感動した。

 

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco