たとえば、幼い子どもの部屋を毎日掃除する時を想像してみましょう。
片づけたおもちゃは出っ放し、お菓子の空き袋、食べかすが散らかっている。
毎日毎日これを掃除しなきゃいけないのが嫌でたまらない。
そこで「毎日言ってるよね!おもちゃはちゃんとかたづける!隠れてお菓子は食べない!
こんなに床に落ちてきたないでしょ!誰が掃除すると思ってるの!全くだらしないんだから!」
子どもは基本、10才~12才くらいまでに脳が出来上がってきます。
それまでは「悪い事イヤな事は自分のせいで起きている」と思いやすいのです。
客観的に判断できる脳の前頭前野が未成熟だから。
そういう時期に毎日毎日子どもに前述のようなことを言っていたとしたらどうでしょう。
子育ては大変で、イライラするのは私もよーくわかります。
そのイライラ、大事な子供、大事な人にぶつけるのではなく
一度カウンセリングにお越しください。
イライラの正体、対処法などいっしょに考えましょう。
これは子どもだけの話ではなく、介護にかかわる親と子供でも同じこと。
出来たことがだんだんできなくなってくる親を見て、受け入れられない焦燥感から怒りに。
親と子供、出来ることと出来ないことがひっくり返っても、親は親、子どもは子ども。
「子ども叱るな 来た道じゃもの 年寄り笑うな 行く道じゃもの」
その怒り、イライラの本当の正体に気づかず
目の前の大事な人にきつい言葉を投げては後悔の繰り返し、は心にも体にも悪いです。
まずは安心な場所で、思いっきり怒って、泣いて、ぐちってくださいね。
eau(エミュウ)は安心で、安全な場所です。
お待ちしています。
いっしょに ゆっくり poco a poco
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