着物の着付け、1人で全然着られない。
第一肩甲骨周りがめっちゃ固い私は、手が後ろに回らない。
「大丈夫、そのうちできるから」と先生は優しい。
先生が同級生をいいことに、私は途中で着れない自分に腹が立って勝手にご機嫌が悪くなる。
「あれ、ちーちゃんもう飽きちゃった~?」
バレバレだあ。
私にとって、ある意味格闘技の着付けが終わり
場所を貸してくださる家主さんがお茶を出してくださるのですが、そこでびっくりした。
毎日ジムに通って3ヶ月、彼女の両手は完全に肩甲骨の隣にピタッと並び、合掌した。
「ひえ~!」みんなの悲鳴!
と同時に私の中の悪魔が「チッ」と舌打ちした。
河合隼雄先生はおっしゃいました。
「妬み、嫉みは、可能性の疼きです」と。
つまり、私は「いいなあ~あんなにやわらかくて~ああなりたいなあ~」
と思っている反動が「チッ」と舌打ちしたのだ。
「チッ」と言ってる暇があったら、腕を回しなさいということ。
確かに「目標」に気づき、やるべきことが具体的に分かった。
しかし、それでみんなできたら、ダイエット本が今だに売れているのはどういうこと?
まあ、それはそれとして
「チッ」と思ったら、そこには「なりたい自分の可能性」が隠れています。
いっしょに ゆっくりpoco a poco
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