2020/2/9「チッ」と思ったら

着物の着付け、1人で全然着られない。

 

第一肩甲骨周りがめっちゃ固い私は、手が後ろに回らない。

 

「大丈夫、そのうちできるから」と先生は優しい。

 

先生が同級生をいいことに、私は途中で着れない自分に腹が立って勝手にご機嫌が悪くなる。

 

「あれ、ちーちゃんもう飽きちゃった~?」

 

バレバレだあ。

 

私にとって、ある意味格闘技の着付けが終わり

 

場所を貸してくださる家主さんがお茶を出してくださるのですが、そこでびっくりした。

 

毎日ジムに通って3ヶ月、彼女の両手は完全に肩甲骨の隣にピタッと並び、合掌した。

 

「ひえ~!」みんなの悲鳴!

 

と同時に私の中の悪魔が「チッ」と舌打ちした。

 

河合隼雄先生はおっしゃいました。

 

「妬み、嫉みは、可能性の疼きです」と。

 

つまり、私は「いいなあ~あんなにやわらかくて~ああなりたいなあ~」

 

と思っている反動が「チッ」と舌打ちしたのだ。

 

「チッ」と言ってる暇があったら、腕を回しなさいということ。

 

確かに「目標」に気づき、やるべきことが具体的に分かった。

 

しかし、それでみんなできたら、ダイエット本が今だに売れているのはどういうこと?

 

まあ、それはそれとして

 

「チッ」と思ったら、そこには「なりたい自分の可能性」が隠れています。

 

 

 

 

 

いっしょに ゆっくりpoco a poco