2020/2/15 認知行動療法

とよかわオープンカレッジ 第3回目の講座

 

イライラや悩みの対処法、認知行動療法を紹介しました。

 

具体例を挙げて考えると超理解しやすいです。

 

たとえば

 

出来事(隣の家の大きな木から、我が家の玄関先に落ち葉が溜まる)

気分(嫌、怒り)

行動(隣家に怒鳴りこんだ)

 

ワークでは、「実際はなかなか言えない」「モヤモヤしながら片づける」

 

が多かったです。

 

しかし、この例題、新聞で取り上げられた実例。

 

これに反応し、新聞投稿した読者の答えを、いくつかあげます。

 

「総代さんと一緒に、隣家へ言いに行く」

 

「きれいに掃除してごみ袋を隣家の前に置く」

 

「なめられない様に、はっきりきっぱり言う」

 

「それとなしに、落ち葉が大変じゃないですか~?と会った時に言う」

 

 

皆さんならどうしますか?

 

ここでイライラ(ストレス)がいかに身体と心に悪影響を与えるか、説明します。

 

イライラ(ストレス)がかかると、血圧上昇、心拍数上昇、汗がでる(自律神経が乱れる)

 

これが続くと、慢性的は高血圧にもなりかねないです。

 

血液中の血小板は、普通丸い形なのですが、ストレスがかかると、トゲが出てきてくっつきます。

 

トゲの出た血小板が固まりになる、これが血栓。

 

血栓が血液中を流れ詰まると、心筋梗塞、脳梗塞、ひどい時は死亡します。

 

きっかけはストレスがかかったその時に、副腎から出るホルモン「アドレナリン」

 

「アドレナリン」はやる気、集中力、判断力などのメリットがありますが、過剰分泌すると

 

心拍数や呼吸数、血圧をあげて、身体を緊張、興奮状態にさせます。

 

「やる気のホルモン」が「怒りのホルモン」になるのです。

 

とにかくイライラしない、ストレスを減らす工夫が大事です。

 

認知行動療法では、物事のとらえ方に注目し、認知の歪みがないか、他に考えは無いか、を考え

 

だとしたら、気分はどうなるかな?    としたら行動はどうなる?

 

を考えます。

 

皆さん一生懸命考えて頂きました。

 

みんなでワークをするメリットは、自分では到底考えつかない意見に出会えること、または

 

同じ意見に出会って共感できること。

 

あっという間の90分。

 

今日も半分しか喋れなかった、、、、、と反省。

 

これは言いたい事(内容)が多すぎるのかも

 

または、すぐ脱線して喋り過ぎるのかも、、、、

 

ン、、、、他に考えは無いものか、、、、

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco