先日ある募集の採用試験に臨んだ。
詳しくは書けないが、心理カウンセラーを活かせる仕事である。
そこでこんな事を聞かれた。
「○○するに当たって、あなたが大事にしていることは何ですか?」
○○はざっくり相談業務だが、一瞬頭の中をいろんなことが浮かんだ。
一体私は日頃何を大事にしているのだろうか、、、
そしてこれかなあ~というのを伝えた。
「長女だからしっかりせねばならない、娘だから親の世話をしなければならない、
女性だから控えめにしないといけない、妻は料理に掃除育児に地域の付き合い、PTA
などをやって夫を助けねばならない、、、、、、」
誰しも環境や親を選んで生まれてこない。だから、環境や親、あるいはその他の人
からいろんな刷り込みをされて、世界を色眼鏡で見るようになる。
良い、悪いの話では無く、みんなそんなもんである。
問題は、赤い色眼鏡を掛けていると、赤いイチゴやトマトは見えないし、青い眼鏡は
綺麗な青空が見えない。
その歪みに気づき、初めて「自分らしく生きる」スタートを切れる。
「自分を一番大事にしていいのだ」ということ。
もう一つは、どんな話でも丁寧に聴くこと。
なかなか言葉にならない人を急かしたり、質問攻めにしたり、こちらの都合やペース
に無理矢理引っ張ったり、勝手に認知の枠組みをはめ込んだり、自分ばっかり話した
り、余計なアドバイスしたり、、、、しないこと。
これは、私が勇気を持って相談した時に、「相談しなきゃ良かった」と思った苦い記
億から、心がけていることである。
いろいろ心が知りたくて勉強してきたけれど、「いっしょに困って、いっしょに考え
る」それに尽きると思う。
目の障害を持った人が、マラソンで腕に紐を結んでいっしょに伴走者と走っている姿
を見たことがあるだろう。
私のイメージは正にそれだ。
改めて、自覚した瞬間だった。
私の敏感さ、私の豊かな想像力、ストレスコントロールの上手さ、少し低めの声
小柄でぽっちゃり、おもしろいこと見つける天才、そそっかしい、よく笑う、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
私はこの資源で何とかする。
他人とは比べない。
いっしょに ゆっくり poco a poco
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