2020/3/4 大事にしていること2つ

先日ある募集の採用試験に臨んだ。

 

詳しくは書けないが、心理カウンセラーを活かせる仕事である。

 

そこでこんな事を聞かれた。

 

「○○するに当たって、あなたが大事にしていることは何ですか?」

 

○○はざっくり相談業務だが、一瞬頭の中をいろんなことが浮かんだ。

 

一体私は日頃何を大事にしているのだろうか、、、

 

そしてこれかなあ~というのを伝えた。

 

「長女だからしっかりせねばならない、娘だから親の世話をしなければならない、

 

女性だから控えめにしないといけない、妻は料理に掃除育児に地域の付き合い、PTA

 

などをやって夫を助けねばならない、、、、、、」

 

誰しも環境や親を選んで生まれてこない。だから、環境や親、あるいはその他の人

 

からいろんな刷り込みをされて、世界を色眼鏡で見るようになる。

 

良い、悪いの話では無く、みんなそんなもんである。

 

問題は、赤い色眼鏡を掛けていると、赤いイチゴやトマトは見えないし、青い眼鏡は

 

綺麗な青空が見えない。

 

その歪みに気づき、初めて「自分らしく生きる」スタートを切れる。

 

「自分を一番大事にしていいのだ」ということ。

 

もう一つは、どんな話でも丁寧に聴くこと。

 

なかなか言葉にならない人を急かしたり、質問攻めにしたり、こちらの都合やペース

 

に無理矢理引っ張ったり、勝手に認知の枠組みをはめ込んだり、自分ばっかり話した

 

り、余計なアドバイスしたり、、、、しないこと。

 

これは、私が勇気を持って相談した時に、「相談しなきゃ良かった」と思った苦い記

 

億から、心がけていることである。

 

いろいろ心が知りたくて勉強してきたけれど、「いっしょに困って、いっしょに考え

 

る」それに尽きると思う。

 

目の障害を持った人が、マラソンで腕に紐を結んでいっしょに伴走者と走っている姿

 

を見たことがあるだろう。

 

私のイメージは正にそれだ。

 

改めて、自覚した瞬間だった。

 

私の敏感さ、私の豊かな想像力、ストレスコントロールの上手さ、少し低めの声

 

小柄でぽっちゃり、おもしろいこと見つける天才、そそっかしい、よく笑う、、、、

 

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 

私はこの資源で何とかする。

 

他人とは比べない。

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco