2020/5/18 もやもや耐性

もやもや、ふわふわ、ふにゃふにゃ、もふもふ、、、、

 

何とも言葉にできない時に使うオノマトペ。

 

感触ならとても気持ち良い場合の表現ですね。

 

これが心となるとどうでしょう。

 

はっきりしない輪郭の何だかわからないものへの恐怖、不安、、、

 

中に何が入っているかわからないBOXに手を突っ込んで当てるゲームがありますよね。

 

イメージとしてはあれですか。

 

あのゲームを楽しめる人は、もやもや耐性がある人でしょう。

 

何だかわからないものに向かわなくてはいけない、それも恐怖と不安を持って、、、

 

その時「怒り」が湧いてくる人もいるでしょう。

 

コロナ禍で恐怖、不安が世界中広がっています。

 

間違ってはいけないのは、「怖がってはいけない」のではないことです。

 

おおいに怖がってよいのです。


ただし、正しく怖がる。

 

はっきりしないもやもや、ふわふわの中で自分はどうするか、を今考えるチャンスだと思います。

 

もやもや耐性が低い瞬間湯沸かし器の人こそ、今がチャンスです。

 

不安や恐怖を誰かにぶつけていないか、匿名で誰かを批判していないか、偏った考えで人を差別していないか、思い込みで早まった行動していないか、、、

 

ほんのちょっと考えるだけでいい。

 

究極は自分や家族が被害にあわないよう、、と思う。そりゃそうだよ。

 

自分の正直な気持ちを抑圧して、観音様やキリストにならなくていい。

 

両方の気持ちを認めつつ、人とかかわっていかなくてはいけない。

 

自分の中の「矛盾」は、いわばはっきりしないふわふわした得体のしれない状態。

 

その中で、いかに違う立場の人の気持ちや価値観を受け入れ、理解しようをする力を身に付けられるか。

 

今、試されている気がする。

 

それが少しでもできるようになれたら、少しくらいもやもやしても「まあこんなこともあるわ!」

「こんなもんでしょ!」「なるほど不安が怒りに変換しやすい人も辛いなあ」とか

 

「共感」までいかない「解かろうとする」視点ができればいいなあと思う。

 

感染者をバッシングしたり、匿名で苦情のチラシを貼ったり、命がけで頑張ってくれている医療従事者、その家族への偏見差別などもっての外。

 

「感謝」以外に言葉が見つかりません。

 

私のもやもや耐性は低いです。

 

だからこそ、「想像力豊か」という自分の強みを活かして」日々考えます。

 

 

映画「チョコレートドーナッツ」おススメです。

 

 

 

 

 

いっしょに ゆっくり poco a poco